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2020/03/28

ソーラーパネル→改造USBライトの続編

前回の記事はかなり説明不足だったので、補足説明から

 

ソーラーパネルとは、suaoki 25W USB携帯ソーラーチャージャー」です。出力5Vです。

[ソーラーパネル]--<10m延長ケーブル>--<USB-DCプラグ>--[ガーデンライト(2ニッスイ内蔵)]
こういう配線になります。

 

さて、5Ω程度の抵抗が欲しいので、府中のSTCというパーツ店まで行っていくつか買ってきました。

文太さん、ご紹介ありがとうございます。

 

まずは、4.7Ωと、5.1Ωの5Wセメント抵抗です。

テスターの精度とスイッチの接触が悪いので、何度か写真を撮り直しました。

Dsc_0093 Dsc_0089

4.7Ωは5.9Ωと表示されます。やり直してもこれ以上は下がりませんでした。

5.1Ωは6.0Ωと表示されます。

 

Dsc_0090 Dsc_0091

2W10Ωは、10.8Ωと表示されます。

最初に使用した焼けた抵抗は、14.2Ωと表示されました。

おそらく13Ω位なのでしょう。(^^;

 

Dsc_0092

 

6.8Ωは7.7Ωと表示されます。

この抵抗を使うことにしたんですが、取り付けた後で写真を撮り直したのであしからず。

 

各抵抗の電流値を測定してみました。

 

Dsc_0084 Dsc_0085

 

4.7Ωは0.23Aです。USBチェッカーでは0.17A です。

5.1Ωは0.22Aです。USBチェッカーでは0.14A です。

 

Dsc_0086 Dsc_0088

 

10Ωは0.14Aです。USBチェッカーでは0.05A です。

焼けた抵抗(13Ω?)は0.11Aです。USBチェッカーでは0.02A です。

 

Dsc_0087

 

6.8Ωは0.18Aです。USBチェッカーでは0.11A です。

今回はこれを使用するので、充電電流が0.18A程度となります。

百均の充電器が135mAの充電電流なので、このくらいでいいかな。

 

充電中のバッテリー端子の電圧は、3.52Vありますね。

 

Dsc_0077 Dsc_0078

 

付属の900mAhバッテリーの電圧は、2.71Vになっています。

一見使えそうですが、実際に点灯させると少し暗いし、朝まで持たないようです。

なので、百均の1300mAhバッテリーに戻しました。

 

これで運用して、今のところ問題なく朝まで点灯しています。

 

最後に今回の測定結果を一覧にしました。

 

抵抗A   実測値B   電流値C    USB電流値 5V/C=総合抵抗D  D-A
-----------------------------------------------------------------------
4.7Ω    5.9Ω   0.23A(164.0mA)  0.17A    21.7Ω   17 
5.1Ω    6.0Ω   0.22A(158.7mA)  0.14A    22.7Ω   17.6
6.8Ω    7.7Ω   0.18A(139.3mA)  0.11A    27.7Ω   20.9
10Ω   10.8Ω   0.14A(124.8mA)  0.05A    35.7Ω   25.7
(13.5)Ω? 14.2Ω   0.11A( 97.0mA)  0.02A    45.4Ω   31.9
-----------------------------------------------------------------------
                                 平均22.62

一番下は焼けた抵抗です。抵抗値は推定値です。

 

 

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コメント

お使いのテスターは「DT-830B」ですね。
実は私も同じものを持っているのですが、表記がハイフン無しの「DT830B」となっていたりします。
おそらく、私の持っているものの方が初期モデル。
実は、こいつが一番最初に出回り始めたころ、学校時代の先輩が経営している個人企業が
輸入代理店をやっていたんですよ。
その先輩の言うには「こんなもん、おもちゃだよ」とのこと。
いや、その先輩、測定器にはうるさい方でしたからね。
挨拶代わりに1台購入しましたが、確かにおもちゃのようなものでした。
テスターリードのテスターにつなぐ端子は早々に千切れてしまいましたので、修理のために
バナナチップを半田付けして、とりあえず今でも使えています。
ちなみにその先輩、このテスターの代理店業務は2~3年で終了しています。
何でも、大手が乗り出してきたとか。

で、おもちゃのような測定器の精度を上げるためと称して教わった方法があります。
おそらく、今回は新品の抵抗が複数あるので使えると思いますが。
どうするかというと、それらの抵抗の直列接続と並列接続の値を測る、というもの。
で、測定器の誤差を未知数Xと置いたときの連立方程式を解いて誤差を推測するのです。
まぁ、測定値に対してXが加減算で行くのか、係数として乗除算で行くのかはやってみないと
わかりませんけどね。
あと、今回の抵抗は誤差率表示が「J」となっているので、最大5%までは許容される
はずですが、実際には3%未満であることが多いようです。

投稿: としき | 2020/03/28 16:48

としきさん、なるほどです。
複数の抵抗を組み合わせることで個々の誤差によるばらつきを減らすということですね。
計算式はよくわかりませんが、考え方はわかりました。
でもそれ以前に、テスターのスイッチの接触抵抗のばらつきが大きすぎて。(^^;

投稿: konno | 2020/04/14 00:40

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