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2023/11/24

アナログ時計とカレンダのアクセサリ 11月24日版

アナログ時計とカレンダのアクセサリ 11月24日版です。

 

Cal231124

 

今回の更新内容は

・新祝日法に対応したつもり。
・見栄えも多少直しました。
・カレンダー大の日付の文字を2バイト数字にして見やすく。
・キーによるカレンダーの年月変更機能追加。

・MSDOS Player でもカレンダー表示出来ます(chej jp の時)

・今回からソースも付けます。


新祝日法への対応はEMMETさんとめざらさんのマクロを参考にしました。
先人の知恵に感謝です。m(__)m

カレンダー大の日付の2バイト数字は、TBASICのころは出来ていたのです。
PRINT CDBL$(RIGHT$(STR$(I),2))
のように半角文字を2バイト文字に変換するコマンドが使えたのです。
ターボBASICは英語版なのでそんなものは無く、移植時に半角数字にしたのでした。
今回一念発起して対応しましたので、興味ある方はソースを見てください。

キーによるカレンダーの年月変更機能追加は、カレンダマクロで出来ているので
このくらいは出来ないと張り合えないなぁ、と思ったのです。(張り合ってどうする)(^^;

F11: 前月 前月のカレンダーを表示
F12: 次月 次月のカレンダーを表示
[Ctrl]+[←] 前年のカレンダーを表示
[Ctrl]+[→] 次年のカレンダーを表示

本当は [Ctrl]+[F11~F12] で前年と次年のカレンダーを表示したかったのですが、
DOSVAXJ3 ではこのキーが(BIOSレベルで)反応しないのでしかたなくこうしました。

なお、変更前のソースを大量にコメントしているので非常に見づらいです。
TAGLIGHT.EXE をお使いの方は TAGLIGHT.PAT に

#BASIC用
:BA,
A    '   \C\$

これを追加すれば非常に見やすくなります。
TAGLIGHT.PAT についてはバッファ制限があるので近々記事を書くつもりです。


自作、改作アプリの放置部屋  に置いてあります。

 

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2023/11/17

アナログ時計とカレンダのアクセサリ

DOSVAXJ3のVGAで動くアナログ時計とカレンダのアクセサリをアップします。

きっかけは、最近文字が見えづらくなって、デジタル文字の時間がパッと読めなくなったことです。

大きなアナログ時計がパソコンで常駐出来ればなぁ・・・・

 

そうだ! 昔作った時計のアクセサリがあるじゃないか!

DOSVAXJ3で常時表示させておけば便利かも。

ということで、この古いプログラムの復活計画が始動したのでした。、

お茶を1分蒸らす時やカップ麺の3分などチェックできるタイマー機能もあります。(^_^)

 

現状データファイルの置き場所指定できないので、カレントに全部置いて使ってください。

DOSVAXJ3を起動したら、chev jp して、ファイル群のあるフォルダをカレントにしてから起動してください。

 

STIME.EXE を起動すると

 

Time1

このようにアナログ時計を表示します。

[F1]キーを押すと

Time10

このように大きなカレンダを表示します。

休日も表示します。

[F2]キーを押すと

Time2

このように、次月まで表示します。

誕生花と日程も表示されました。

これらは2度キーを押さないと表示しないようで、バグですね。まあおまけですので。

 

[PGDN]を押すと、押すたびに時計が拡大します。

Time4

[PGUP]を押すと、押すたびに時計が縮小します。

[ALT]+[F2]を押すと、秒針が太くなります。

[ALT]+[F4]を押すと、時分針が青くなります。

Time6

青い色を付けると、色が残ることがあります。

また、色付きの時は秒針が十字の位置で消えることがあるので太い秒針を用意しました。

SIN,COSの計算精度かPAINTの影響か、DOSVAXJ3 との相性か、わからないです。

簡易タイマーも2系統あるので、作業時間をチェックするとかに使えます。

 

簡易的な機能説明書も同梱したので、色々弄ってみてください。

 

自作、改作アプリの放置部屋  に置いてあります。

 

 

11月18日 追記

いくつか間違いなど修正したのでファイルを差し替えました。11月18日版をお使いください。

todayx.bat は、実際には today2.bat で動いていたので、表記やファイル名を today2 に統一しました。

sedit.bat は、常駐VZから STIME.EXE を起動して BAT でVZを呼ぶと上手く動かないようです。
JED などのフリーのエデイタを指定してください。
常駐VZで上手く動かす方法、ありましたっけ?

# 常駐VZを使いたいのに本末転倒のような。(^^;

 

 

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2023/11/15

仕事の為に買ったパソピア7

前回の記事では

> T-BASIC16はMS-DOS上で起動し、T-BASICと互換はなく、多くの場合手作業による修正が必要になるが、コンバートユーティリティーが有る。

とありました。

 

T-BASICが使える初代パソピアは、その当時は互換性のあるパソピア7が出ていました。

「ある程度互換性があるなら、パ氏ピア7 でプログラムを作ってパソピア16で動かせるかも。」

 

そんな風に考えていた時期もありました。

 

えっ、結局パソピア7は買ったのかって? 現物は捨ててしまいましたが、マニュアルの一部が残っていました。

腐海から掘り出したこれが証拠です。

 

Dsc_0188

 

Wikipediaでは

パソピア7(PA7007)
1983年。初代パソピアの、特にホビー用途における弱点を強化した後継機。VRAMを48KBに増量し、同時発色数はハードウェアタイリングによる27色中8色。ファイングラフィックモードでのドット単位での色指定も可能になった。サウンド機能は新たにSN76489を2つ搭載し、6重和音を実現した。デザイン面では、初代機のレイアウトを踏襲しつつもキーボードパネルが交換可能になっており、赤、青、茶の三色が付属する。CPUは引き続きZ-80A(3.99MHz)。他社ライバル機に比肩または凌駕しうるスペックとなったが、当時の市場はすでにNEC、シャープ、富士通の御三家による寡占が進行しており、マイナーを脱却するには至らなかった。初代パソピアとは一部互換性あり。カートリッジ式周辺機器も引き継いでいる。
搭載言語はBASIC系のT-BASIC7。カートリッジによる変更も可能。またテープメディアながらT-BASICがバンドルされており、読み込みには数十分を要したが、初代パソピアとの互換性を
向上させる事ができた。
当時の雑誌『Oh!PASOPIA』では、掲載内容の多くがパソピア7に関する事柄となっている。

 

こちら から画像を参照します。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/9f/1509fc0827e2eac2475f59ab914813c3.jpg

 

 

さて、BASICプログラムはポケコン用しか弄ったことが無いので、参考書をいくつか買いました。

恐らく一番お世話になったのが以下のプログラムソースが載っていた書籍でしょう。

 

Dsc_0189

¥1800

 

この中でも、万年カレンダーやアナログ時計などを組み合わせて役立つアクセサリーを作りました。

パソコンの機種が変わっても移植を繰り返し、今でもターボBASIC版が動きます。

DOSVAXJ3のVGA画面で動きました。

バグをある程度直したので、公開しようと思います。

 

# とうさん、こんな古いものを・・・・

 

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2023/11/14

私のパソコンとの出会い

認知症になる前に、私のパソコン人生の半生を振り返って備忘録として書いていきたいと思います。

 

私が初めてパソコン(デスクトップ型)に遭遇したのは、新しい配属先の事務所の別室、タイプ室でした。

当時の私の新しい仕事は、NC工作機械のプログラム作成 と、実機での動作確認及びオペレーションだったのです。

知識ゼロだったので、タイプライタの使い方から紙テープの穴の読み方まで教わりました。

紙テープに穿孔できるタイプライタは下のようなものでした。

 


紙テープ読取機,紙テープせん孔機,タイプライタ

 

紙テープは、8個の穴の位置で数字や文字を表します。ASCII文字コードとほぼ共通です。

打ち間違えると、その列の全8個の穴を打って(DEL)訂正します。

あらかじめ紙にNCプログラムの命令を書いてからそれをタイプする作業となります。

とても面倒で神経を使う作業でした。

もっと自動化、省力化出来ないものかと思っていたところ、部屋の片隅になにやら置いてあるのに気が付きました。

それは、パソピア16と書いてあり、当時巷でパソコンが普及し始めていたので、これがパソコンかと思いました。、

 

Wikipedia では

パソピア16(PA7020)

オフィス用途を主眼に置いた16ビット機で、8ビット系PASOPIAシリーズとの互換性はない。
8088-2 6MHzを採用、演算コ・プロセッサi8087をオプション搭載可能、メモリーは標準192KByte(最大512KByte)、表示はテキストRAM4KByteで80字×25行、文字色、背景色共に8色、グラフィクは標準128KByteで640×500dotモノクロ、オプション(+256K+128K)で640×500ピクセル256色中16色表示まで拡張できる。
キーボード分離型で本体に5インチ640KByteFDDを1台内蔵(もう1台内蔵可能)しMS-DOS V2.0を標準装備(MS-DOS V2.0の漢字版)。拡張スロットを4個備える。本体、キーボード、FDD1台、メモリ192KByte、MS-DOS、T-BASIC16を含む本体基本システム価格39万8000円。
T-BASIC16はMS-DOS上で起動し、T-BASICと互換はなく、多くの場合手作業による修正が必要になるが、コンバートユーティリティーが有る。漢字はJIS第一水準+特殊文字で全5312文字が16×16dotで40字x25行、カナ漢字変換機能がT-BASIC上でも使える。
ハードウェアのアーキテクチャー的にはIBM-PCに近い設計で、パッチを当てることによって一部のIBM-PC用ソフトウェアも動作した。なお、米国ではIBM PC互換機の『T300』として販売されていた。

 

うーん、dosのバージョンは、v2.10 だったような気がします。

他のサイトからも引用します。

 

懐パソカタログ 東芝 PASOPIA16 (PA7020)

 

TOSHIBA PASOPIA16

スペック
CPU 8088-2 6MHz
8087 (オプション)
ROM 4KB
RAM 192KB
最大 512KB まで搭載可能
VRAM テキスト 4KB
グラフィック 128KB
カラーグラフィックカード 256KB
拡張グラフィックカード 128KB (オプション)
表示能力 640 x 500 px (8色)
640 x 400 px (8色)
640 x 200 px (8色)
80文字 x 25行 (8色)
256色中16色 [拡張グラフィックカード使用時]
FDD 5インチ・フロッピー (2DD?) 1ドライブ
インターフェース プリンタ
RS232C
価格 398,000円

この画像ではいまいちわかりにくいですね。

こちら からも画像を引用します。

 

 

当時の私はパソコンに触るのはこれが初めてでしたが、NCプログラム作成システムというのが入っていて、その簡易的な説明書がありました。

私はその説明に従って電源を入れて5インチフロッピーを差し込みました。

 

「こいつ、動くぞ!」

 

思わず当時はやっていたアニメのセリフを呟いたかどうかは定かではありません。

そのシステムのプログラムは、TBASIC16 という、BACICインタプリタで出来ていました。

何故それがわかったかというと、NCプログラムを打ち込むのに、BASICプログラムを打ち込むのと同じやり方だったからです。

私はそれ以前にポケコンで BASIC プログラムを弄っていたので、BASIC で何をやっているか分かったのでした。

 

メニューの「NCプログラム作成」を選択すると、システムは終了し、メモリ内のプログラムは消去されます。

そうしたら、初めに「1000 」と打ってから続けてNCプログラムを打ち込んでいきます。

改行すると、自動的に「1010 」と出るので次の命令を打ち込んでいくというわけです。

終わったら、ファンクションキーに登録された「SAVE」ボタンを押して名前を付けてフロッピーにデータを保存します。

NCデータを紙テープにパンチする時は、専用プログラムで行番号を削除したデータをパンチ出力します。

 

このような仕組みなので、なんじゃこりゃぁ~ とは思いましたが、タイプライタよりは修正が自由にできる分楽になりました。

紙に書く工程を省いて直接タイプ出来るようになったので、結構省力化、効率アップにはなったかもしれません。

他の人は使っていなかったので、私一人でこれを使うことになったのですが、使い勝手は良くないので、ストレスが溜まります。

 

あまりにも使い勝手が悪いと感じたので、自分で修正出来ないかと考え・・・・以下自粛

 

次回、大危険の攻防、(嘘です)

 

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